- よく知られているローカル役満の形と条件
- 形で決まる役満と、状況で決まる役満の違い
- ローカル役満を採用するときに決めておくこと
麻雀には、一般的なルールには入っていないけれど、地域や仲間内で採用されている「ローカル役」があります。中でも役満のローカル役は、名前も形も個性的で、出たときの盛り上がりは格別です。ここでは、よく知られているものを紹介します。
ローカル役満は、採用するかどうかも、条件の細かいところも、遊ぶ場所によって違います。ここで紹介するのは代表的な形です。使うときは、始める前に全員で確かめておきましょう。
きれいな形で決まる役満
大車輪(ダイシャリン):筒子の2〜8を、2枚ずつそろえた形です。七対子の形ですが、筒子の丸い模様を車輪に見立てた名前で、役満として扱われます。索子で同じ形を作ると大竹林(ダイチクリン)、萬子なら大数隣(ダイスーリン)と呼ぶこともあります。
紅孔雀(ベニクジャク):索子の1・5・7・9と中だけで作った形です。どれも絵柄に赤い色が入っている牌で、孔雀の羽に見立てた名前です。
黒一色(ヘイイーソー):筒子の2・4・8と、東・南・西・北だけで作った形です。どれも、黒(紺)い色だけで描かれている牌とされています。
数字の並びで決まる役満
百万石(ヒャクマンゴク):萬子だけでそろえて(清一色)、数字の合計が100以上になる形です。加賀百万石にちなんだ名前で、合計がちょうど100のときだけ、とするルールもあります。
金門橋(キンモンキョウ):同じ種類で、1-2-3・3-4-5・5-6-7・7-8-9の4つの順子をそろえた形です。順子が少しずつ重なりながら、端から端までつながる形です。四連刻(スーレンコー)は、同じ種類で数字が続く刻子を4つそろえた形です(例:3・4・5・6の刻子)。
ローカル役満は、狙って作るより「気づいたら形ができていた」ときがいちばん盛り上がるワン。でも、採用していないルールで宣言しても役満にはならないから、気をつけるワン!
状況で決まる役満
- 八連荘(パーレンチャン):親で8回続けてあがると、8回目のあがりが役満になります。
- 石の上にも三年:ダブルリーチ(最初の捨て牌でのリーチ)をかけて、その局の最後のツモ(海底)であがる形です。長く待ったことにちなんだ名前です。
- 十三不塔(シーサンプーター):最初のツモのあとの14枚で、面子も、あと1枚で面子になる2枚の組も1つもなく、対子が1つだけある形です。バラバラの手そのものが役満になります。
- 人和:子が、自分の最初のツモの前にロンであがる役です。役満とするか、満貫などにするかはルールで分かれます。
採用するときに決めておくこと
- どの役を採用するか:全部ではなく、仲間内で知られているものだけにするのがおすすめです。
- 点数:一般的な役満と同じく、子は32,000点、親は48,000点として扱うのが一般的です。役満ではなく、満貫や倍満にするルールもあります。
- ほかの役との重なり:例えば大車輪は、七対子・清一色・タンヤオの形でもあります。役満として数えるときは、ほかの役の翻数は足しません。
- 記録のしかた:アプリの役満の記録は、一般的な役満から選ぶ形です。ローカル役満は「数え役満」などで代わりに記録するか、仲間内でルールを決めておきましょう。
よくある疑問
- 大会やネット麻雀では使える?:多くの大会や競技のルールでは採用されていません。仲間内のセット麻雀ならではの楽しみです。
- 人和は一般的な役?:採用しないルールも多く、ローカル役として扱われることがあります(事前に決めるルール一覧)。
一般的なルールの役満は、役一覧で牌の画像と一緒に見られるワン!
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